壱町田湿地の様子 2021年8月20日

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ページ番号1002291  更新日 2022年10月21日

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7月に続いて8月の一般公開では、今季一番の暑さの中300人余りの見学者においでいただきました。

お盆が過ぎ、夏の盛りを過ぎた壱町田湿地は、少しずつその様相を変えています。A・B湿地では、湿地の大半を占めていたシロバナナガバノイシモチソウは少なくなり、ホザキノミミカキグサ(タヌキモ科)の花茎が目に付くようになってきました。

ところで、A湿地の脇に百葉箱がありますが、その床板にヤモリの卵が産み付けられています。温湿度計を置いている板に、径1cmほどの白い卵が数個くっついています。去年は2個産み付けられ、孵化した跡も確認されました。場所が適しているのか今年は卵の数が増え、ヤモリの姿も頻繁に見かけるようになりました。

今年はお盆頃から梅雨時のような天候が続き、湿地の植物の草丈がよく伸びているように感じます。そんな中、シラタマホシクサ(ホシクサ科)、サワシロギク(キク科)、イワショウブ(チシマゼキショウ科)などが湿地の所々で花を咲かせ始めています。特にシラタマホシクサは東海地方伊勢湾周辺特産の種で、絶滅危惧2類(絶滅の危険が増大している種)にも指定されており、その群生は湿地の所々に星を散りばめたように見えます。

愛知県への緊急事態宣言の発令を受け、9月11日(土曜)・12日(日曜)に予定していた一般公開は中止します。

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