12月の植物
サルトリイバラ(ユリ科)
山の明るいところにはえる落葉するつる性の木本。茎には曲がったとげが、まばらにはえる。葉は互生で、ほぼ同形に近く、長い5脈とこれを結ぶ横の脈がある。托葉は葉柄の下部両側にそってつき、それぞれの先が巻ひげとなる。初夏新葉ののびるころ葉のわきから短い枝が出て、その先に淡黄緑色の花が丸くかたまってつく。雌雄異株。葉はだんごを包むのに用いられて、昔から人に親しまれている。
湿地内での生育場所:雑木林の中
フユノハナワラビ(ハナヤスリ科)
晩秋に新葉を出し,胞子のうをつけた長い胞子葉が,ワラビに似ていて花に見えることより,この名が付いた。地上部は9月から翌年3月ぐらいまであるが,夏には枯れてなくなる。葉は長さ15~40cm。葉柄は地面近いところで枝分れする。栄養葉は長い柄をもった3出羽状複葉からなる。胞子葉は栄養葉よりはるかに長い。東北地方以南の本州および四国・九州に分布。原野の日当りのよい草地に生育。
湿地内での生育場所:観察広場
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