武豊線の豆知識

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ページ番号1002360  更新日 2022年10月21日

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高橋善一(たかはし ぜんいち)

写真:高橋善一

武豊駅初代駅長。武豊駅長と言っても、当時は武豊~熱田までの6駅をすべて統括していました。その後、名古屋、大垣、大阪、新橋の各駅長を歴任。大正3年に東京駅が開業すると、初代駅長に抜擢されました。東京駅長にもなる人が、武豊駅長を務めたわけですから、武豊線がとても重要視されていたことがわかります。鉄道局員として50余年務め、大正11年に退職した翌年に自動車事故によりご逝去されました。

高橋煕(たかはし ひろし)

写真:高橋煕 胸像

武豊駅駅手。昭和28年に襲来した大型の台風13号により、武豊~東成岩間の線路が水没。台風の影響で、駅と列車の連絡手段がなくなり、状況を東成岩駅発武豊行の列車に伝えるために、高橋駅手は線路を走り、危険を知らせる信号炎管を列車に向かって振り続けました。列車は直前で信号を発見し、退避しましたが、高橋さんは殉職してしまいました。その後、関係者等により、胸像が建てられ、現在も武豊駅を見守っています。

武豊行きが上り列車?!

JR武豊線 武豊方面(下り)平日
列車番号 600F 602F 604F ・・・
大府発 5時56分 6時18分 6時38分 ・・・
尾張森岡発 5時58分 6時21分 6時40分 ・・・
緒川発 6時01分 6時23分 6時43分 ・・・
石浜発 6時03分 6時26分 6時49分 ・・・
東浦発 6時07分 6時29分 6時52分 ・・・
亀崎発 6時11分 6時33分 6時57分 ・・・
乙川発 6時15分 6時37分 7時01分 ・・・
半田発 6時18分 6時41分 7時04分 ・・・
東成岩発 6時29分 6時45分 7時09分 ・・・
武豊着 6時32分 6時49分 7時12分 ・・・

JRの列車には、列車番号が付けられています。
原則として、
東京駅へ向かう列車を上り、列車番号は偶数
東京駅を離れる列車を下り、列車番号は奇数
となっています。
上記の時刻表を見てみると………列車番号が偶数になっています。東京駅から離れる列車であり、表記も武豊方面(下り)と表記されていますが、列車番号は偶数です。なぜかはわかりませんが、武豊へ向かう列車が上り?!ロマンを感じませんか?

旧国鉄武豊港駅転車台

写真:旧国鉄武豊港駅転車台

武豊港駅で貨車を方向転換させるために使われていました。2本のレールが直角に交わる「直角二線式」で非常に希少で、国内には武豊にしか現存しないと言われています。国の登録有形文化財にも登録されています。

掘割(武豊港駅~武豊駅間)

写真:掘割(武豊港駅~武豊駅間)

土地を削り、列車が通れるように地形を平坦にした場所を掘割と呼び、亀崎駅北側には掘割の名残があります。写真は現在の里中交差点を西進したあたりです。

橋梁(武豊駅~東成岩駅間)

写真:掘割(武豊港駅~武豊駅間)

鉄道を走らせるために川の上に架ける橋を橋梁と言い、東成岩駅の少し南にあります。「石川B」と呼ばれ、開業時のままの姿を残す、貴重な鉄道文化遺産です。

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