武豊中学校・富貴中学校で地球温暖化対策講演会開催
令和6年11月22日に富貴中学校で、12月6日に武豊中学校で「祝 武豊町制70周年地球温暖化対策講演会」を開催しました。講師にNHK名古屋放送局「まるっと!」気象キャスターの寺尾直樹さんを迎え、生徒に地球温暖化の現状や地球温暖化により生活がどう変化するのかをご講演されました。
武豊町制70周年を記念し、町内2校の中学校(武豊中学校・富貴中学校)において祝 武豊町制70周年地球温暖化対策講演会を開催しました。
地球温暖化が深刻化する中、20年後、30年後に社会の中心となる中学生に「地球・日本の未来」と「今私たちにできること」を知ってもらうおうと今回開催する運びとなりました。
講師にはNHK名古屋放送局「まるっと!」の気象キャスター寺尾直樹さんを迎え、「地球温暖化とは」、「地球温暖化の現状と未来」、「生活への影響や自分にできること」といった現状の解説から身近な生活にかかわることまでわかりやすく話して頂きました。
講演終盤にはテレビでお馴染みの天気予報のコーナーも行い、生で聞く寺尾さんの声や予報に生徒たちのみならず教職員も感激する姿がありました。
質問コーナーでは「家庭での再エネはどれほど進んでいるのか」や「二酸化炭素排出量の多い国がある中、日本はどこまで頑張らないといけないのか」等の質問が出て、生徒の関心の高さがうかがえました。
武豊中学校(令和6年12月6日)
テーマ「地球温暖化により私たちの生活はどう変わるのか ~春と秋はなくなるの?~」
武豊中学校では全校生徒を対象に地球温暖化により夏が長期化しており日本の四季が変わり始めていることを話されました。
令和6年は10月まで夏と呼べるような気温が続き、8月については夏を超えて「激夏(げきか)」と表現した方がいいのではと話され、春や秋の期間が短くなってきている現状をわかりやすく生徒に伝えていました。
四季が変化することで特に危惧しているのは熱中症のリスクが増加することで、学校生活においても下校時、部活動時の水分補給の徹底や運動会等行事の開催時期についても見直していくことが熱中症対策につながると生徒や教員に向けて話されました。
富貴中学校(令和6年11月22日)
テーマ「地球温暖化の現状と私たちにできること」
富貴中学校では2年生を対象に地球温暖化は日々深刻化しており名古屋市における令和6年の6月から8月までの平均気温は観測開始以来最高を記録し、驚くことに9月の平均気温は8月の平年値と同じだったこと等、気象予報士の視点で温暖化の現状を分かりやすく伝えて頂きました。
そして、最も警戒していることは熱中症による死者が増えていることであると話し、昔と違い今は「熱中症が脅威の時代」となっており、37℃以上の時は外出を控える等、〝冷〟をとる工夫を徹底してほしいと生徒に話されました。
最後に地球温暖化を止めるために自分たちにできることとしてエアコンの設定温度を夏は1度高く、冬は1度低く設定することや家族が同じ部屋で過ごすことなど、自分たちの身近なことでもできることがあることをお話しをされました。
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