富貴市場組「天王丸」

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1007330  更新日 2026年9月25日

印刷大きな文字で印刷

冨貴市場組「天王丸」写真

武豊町富貴(ふき)地区の八幡社例祭で曳き回される富貴市場組の「天王丸」。上山に船を載せており全国的にも珍しい姿をしています。江戸時代の文献にも記録が残る歴史ある山車で、文久3年(1863)頃に再建され今の形になったと言われています。

 この船は、地域の歴史を象徴するもので、かつてこの辺りは廻船業で栄えた土地であることを表しています。幕末から明治初期の頃には、広範囲な沿岸航行へと乗り出しており、推測の域ではありますが、こうした航海の中で他地域との交流があったのではと考えています。知多半島ではあまり耳にしない「木遣音頭」が今につたえられているのもその証ではないでしょうか。

祭りを彩る伝統の音色

祝い込み・奉納のためのお囃子

  • でででこ
  • 大神楽
  • 大谷車切

これらは祭礼の時、各家を回って”祝い込み”の時や、神社で奉納する時に奏でられるおめでたいの曲です。

地域の安寧や感謝の思いを込め、心を込めて演奏されます。

山車を曳くときのお囃子

  • 道びき:ゆっくり移動するときの基本となる曲
  • 曲ぎりと:曲がり角に近づいたときに奏でる曲
  • 早船(はやぶね):神社への出入りのときや、夜の提灯をつけて進むときの曲
  • 雷囃子(かみなりばやし):神社内で山車を前後させて付け直すときの曲
  • 河和囃子(こうわばやし):山車が神社についた直後に奏でる曲

山車の移動や巡行の場面にあわせて、お囃子の曲目をかえて演奏します。

地元の人にとってどのような存在?

毎年4月の第1週の土曜日と日曜日、桜の時期に行われ、地域の中の人たちに広く参加してもらう形で成り立っています。地元の人たちが一番集まって盛り上がるのは、夜になり提灯をつけた後です。最後に、山車を車庫にしまう場面を「さやに納める」と言いますが、その直前あたりから多くの地域住民が集まってきます。子どもたちが中心となって活躍する場面、若い衆が勢いよく神社へ走るような場面などもあり、世代を問わず多くの人が関わりながら、地域全体でこの伝統を愛し、守り続けています。

 

  • 山車写真

    本若車と天王丸

  • 山車写真
  • 山車写真
  • 山車
  • 山車

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

ページのご感想入力は専用フォームをご利用ください。(外部リンク)

このページに関するお問い合わせ

歴史民俗資料館
〒470-2336 愛知県知多郡武豊町字山ノ神20番地1
電話番号: 0569-73-4100
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。(外部リンク)