土壌汚染に関する情報（半田市旭町五丁目及び武豊町字石川）

愛知県による発表の概略

半田市旭町五丁目及び武豊町字石川地内において、愛知県が定める基準（県民の生活環境の保全等に関する条例施行規則別表第16）を超えるベンゼン、鉛及びその化合物、ふっ素及びその化合物が検出されました。

汚染の状況については以下の通りです。

公表日時

令和6年8月2日（金曜）

土壌汚染発生場所

半田市旭町五丁目41 番1及び42 番1並びに知多郡武豊町字石川45 番6、46 番2、53 番2、54 番2、55 番及び213 番3の各一部

 

調査結果

ベンゼン

測定結果最大値　0.10mg/L　(10倍)　※（）内は土壌溶出量基準に対する倍率を示します。

土壌溶出量基準　0.01mg/L以下

基準超過土壌検出深度　0～1.0m

調査区画数のうち超過区画数　70区画数のうち6区画数　※調査対象地を10m格子で分割した区画数です。

鉛及びその他化合物

測定結果最大値　0.017mg/L　(1.7倍)　※（）内は土壌溶出量基準に対する倍率を示します。

土壌溶出量基準　0.01mg/L以下　

基準超過土壌検出深度　0～0.5m

調査区画数のうち超過区画数　70区画数のうち2区画数　※調査対象地を10m格子で分割した区画数です。

ふっ素及びその他化合物

測定結果最大値　1.8mg/L　(2.3倍)　※（）内は土壌溶出量基準に対する倍率を示します。

土壌溶出量基準　0.8mg/L以下　

基準超過土壌検出深度　0～0.6m

調査区画数のうち超過区画数　70区画数のうち4区画数　※調査対象地を10m格子で分割した区画数です。

土壌含有量

すべての調査地点で条例に規定する土壌含有量基準に適合しました。

地下水

すべての調査地点で条例に規定する地下水基準に適合しました。

調査対象地の概要

調査対象地の利用状況

調査対象地は、自動車解体工場及びガソリンスタンドの敷地として利用されていました。
調査対象地では、ガソリンに含まれるベンゼン並びに鉛及びその化合物の取扱履歴がありますが、漏洩事故の記録はありません。
また、ブレーキ及びエンジン等オイルに含まれるふっ素及びその化合物を取り扱っていた可能性があります。

調査対象地の現在の状況

汚染が判明した場所は、コンクリート舗装で覆われており、汚染土壌の飛散や雨水等による汚染の拡散のおそれはありません。

今後の対応

事業者は、汚染土壌をすべて掘削除去する予定です。

県は、事業者に対し、土壌汚染対策を適切に実施するように指導していきます。

町は、県からの情報提供を受け、ホームページ等で町民への周知を行っていきます。