三井家住宅

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ページ番号1003961  更新日 2023年3月3日

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三井家住宅が「武豊町指定有形文化財」になりました!

写真:三井家住宅

三井家住宅では、毎月2回(第2・4日曜日)一般公開を行っています。屋敷、建物の見学だけではなく、さまざまな催しが行われています。一般公開の日程や催しの詳細については、広報またはホームページをご覧ください。
ぜひ、三井家にお越しください!

三井家とは

三井家は幕府尾張藩鳴海代官所直轄地である長尾村(現・武豊町)を代々統治していた庄屋で、代々「傳左衛門」を名乗ってきました。

3代目傳左衛門(1747年~1817年)から5代目傳左衛門(1823年~1902年)の明治初期まで、約100年もの間三井家は長尾村の庄屋を務めました。

三井家は、成岩村(現・半田市)、浦戸村、切山村、山田村、古布村(いずれも現・美浜町)まで広範囲を管轄して地域の指導的役割を担っていました。

庄屋の仕事とは?

イラスト:みそたろう「分かりやすく言うと、今の役場の役割をしていたよ!」

庄屋の仕事は多岐にわたりますが、主なものは次の三つです!

  1. 藩(尾張)からの通達を村民に周知徹底すること
  2. 農地や農作物を調査し、年貢を徴収すること
  3. 村民を掌握し相談に応じるなど、治安を維持すること

三井家の古文書

長尾村があった知多半島は、かつて木綿、醸造、陶器などの生産とその海運基地として栄えていました。

江戸時代中期から昭和初期におけるこの地方の生活ぶりを知る貴重な資料として、三井家の古文書は”どんな新発見があるかわからない宝の山のようなもの”と研究者から評価されています。その数は4万6千点と、庄屋に残る古文書の数は全国でも有数で、藩政、村政、経済、治安、災害、宗門などの多岐に渡っています。

これらの古文書は整理され、『三井傳左衛門家文書目録』として全3巻にまとめられました。

1991(平成3)年に、9代目当主三井傳郎氏の好意により、三井家の古文書は武豊町歴史民俗資料館で保管されており、現在は要望があれば貸出も行われています。

「武豊町指定有形文化財」へ

三井家が暮らした屋敷は、武豊町の歴史を語ると共に、文化的・観光財としての価値が高く、2015(平成27)年11月に屋敷内の5棟が「長尾村大庄屋三井家住宅」として国登録有形文化財(建物)に承認されました。

その後、令和3年4月1日「武豊町指定有形文化財」になりました。

住所

〒470-2332 愛知県知多郡武豊町上ケ2

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このページに関するお問い合わせ

歴史民俗資料館
〒470-2336 愛知県知多郡武豊町字山ノ神20番地1
電話番号: 0569-73-4100
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。(外部リンク)