第6次武豊町総合計画後期基本計画

総合計画とは

総合計画は、健康福祉、生活経済、都市基盤、教育等あらゆる分野の計画の基本となる行政運営の最上位計画で、町が目指すべき将来像、ならびにそれを実現していくための施策方針を定めた計画です。また、まちの将来像や施策方針を住民や事業者等と行政が共有することで、町全体でまちづくりを進めていくための、行政経営のビジョンとなるものです。

総合計画は、「基本構想」・「基本計画」・「実施計画」の3層で構成しています。

1　基本構想

計画期間の10年間（2021～2030年度）で私たちが目指すまちの将来像を示し、あわせてその将来像を実現するための基本目標を明らかにします。

※後期基本計画（2026～2030年度）では、基本構想部分の変更はありません。

2　基本計画

基本構想の下、施策分野ごとの目標ならびに施策方針を明らかにするとともに、分野横断的な視点として重点施策方針を示します。本町を取り巻く環境の変化に的確に対応するため、実績を踏まえ検証を行い、5年で中間見直しを行いました。

3　実施計画

各施策の主な事業と実施時期を明らかにするもので、3年単位の計画を毎年度作成します。（別冊で作成します）

• 「実施計画」についてはこちら

後期基本計画とは

第6次武豊町総合計画を策定してから5年弱が経過し、コロナ禍・円安・物価高騰・DX・気候変動など、本町を取り巻く社会環境は世界規模で大きく変化してきました。この間に、本町も人口減少と、少子高齢化が進行し、今後もこの傾向は続く見込みです。

こうした状況の中、目まぐるしく変化する社会環境に内応しながら、基本構想に定めるまちの将来像「心つなぎ　みんな作る　スマイルタウン」と9つのまちづくりの目標の実現を更に推進していくため、第6次武豊町総合計画の中間評価・中間見直しを行い、後期基本計画を策定しました。

 

計画期間

令和8（2026）年度～令和12（2030）年度の5年間

1　基本構想

まちの将来像

まちの将来像を次のように定めています。

9つのまちづくりの目標

1. 定住先として選択されるまち（都市環境）
2. 安心して子どもを産み育てることができるまち（子ども）
3. 楽しく学び、いきいきとした生活ができるまち（学び）
4. 人と人がつながり、互いに支え合い、健康で安心して暮らせるまち（健康・福祉）
5. 災害に強く、安全・安心に暮らせるまち（安全・安心）
6. 産業が持続・発展する活力のあるまち（産業・交流）
7. 環境にやさしいまち（環境）
8. 多様な主体が連携・協働するまち（まちづくり・地域経営）
9. 効率的で効果的な行政運営のまち（行財政）

2　後期基本計画

SDGsの17の目標

SDGS（エスディージーズ）（Susutanable Development Goals：持続可能な開発目標）とは、国連サミットで採択された国際社会全体の開発目標です。

SDGsは、17のゴールと169のターゲットで構成され、「地球上の誰一人取り残さない」ことを誓っています。

総合計画に示す「まちの将来像」や「まちづくりの目標」、「施策方針」等の方向性は、スケールは異なるものの、SDGsの理念に通じることと考え、総合計画の推進を図ることが、SDGs達成に向けた取組を推進することに資すると考えています。

 

3つの重点施策方針

1.選ばれるまちへ

• 今後、人口減少が進む中、町外の人のまちの認知度を高めるとともに、町内の人のまちへの愛着を高め、武豊町で住み続けたい、住んでみたい、働きたい、と思われるような施策をこれまで以上に戦略的に推進していく必要があります。
• まちの魅力を再発見し、情報発信するとともに、都市基盤や産業基盤の整備などを展開し、武豊町に住みたい、企業進出したいと思われる、選ばれるまちを目指します。

2.こどもの学び・育ちを応援するまちへ

• 町内外の若者や子育て世代に、「武豊町で子育てをしやすい、してみたい」と思ってもらえるよう、本町の強みをPRすることが必要です。
• 武豊町のこどもが「じぶんならどうする、どうしたい」と主体的に考え、様々なことに挑戦し、自己肯定感や達成感を得て、幸せを実感しながら成長することが望まれます。
• 学校・保育園等はもとより地域住民や民間企業・団体が連携して、子育て・子育ちをサポートするとともに、こども一人ひとりに合った居場所づくりやこどもの意見を反映できる、「こどもまんなか社会」の実現を目指します。

3.みんなが元気に活動・活躍するまちへ

• 老若男女すべての住民が社会の一員としての役割を担いつつ、様々な場面で”楽しく” ”いきいきと”活動・活躍する姿はまちの理想です。
• 様々な地域課題に対応し、より良いまちづくり進めていくためには、住民、区、ボランティア、各種団体、NPO、企業・事務所等の多様な主体の積極的な関わり、連携と協働が欠かせません。
• 多様な主体の活動を活性化しつつ、すべての住民が元気に活動・活躍できるまちづくりを目指します。

9つの分野別計画

基本構想で示した9つのまちづくりの目標に向け、9つの「分野」とその下に23の「取組分野」を設定しています。

分野別計画では、この23の「取組分野」ごとに、まちの将来像を実現するための、「施策の基本方針」「成果指標」「施策方針」等を示しています。

詳細は計画冊子をご覧ください。

第6次武豊町総合計画後期基本計画

• (1)（第1章・第2章）表紙-p69_第6次武豊町総合計画後期基本計画 （PDF 12.8MB）
• (2)（第3章）p70-p153_第6次武豊町総合計画後期基本計画 （PDF 17.8MB）

※資料編（本冊第4章）と概要版は現在作成中です。

（令和8年4月公開予定）