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壱町田湿地の様子 2019年11月20日

更新日:2019年11月20日
シラタマホシクサ種子取り

シラタマホシクサ種子取り

ウメバチソウ

ウメバチソウ

フユノハナワラビ

フユノハナワラビ

秋が深まり、湿地の植物はそのほとんどが色あせてきました。11月の小中ボランティアの活動は、咲き終わったシラタマホシクサの種子取りを行いました。今年は花の量が少なく、湿地一面に・・・という感じではありませんでした。湿地の所々に残っている花がらを一つ一つ手で摘んで集めました。今後、湿地の草刈りをし、2月頃には、摘み取った花がらから種子を取り、再び湿地に戻していきます。

B湿地の一角には、ヌマガヤ(イネ科)などが立ち枯れた草むらの中にウメバチソウ(ニシキギ科)が可憐な白い花を咲かせています。ウメバチソウは北方系の植物で、山の日当たりのよい場所に生える多年草です。山間地では8~10月頃に咲きますが、壱町田湿地ではこの時期に咲きます。温暖な気候帯にある壱町田湿地ですが、ウメバチソウやイワショウブ(チシマゼキショウ科)などの北方系や山地の植物も見られます。これは夏場でも比較的冷たい湧水が湿地を潤しているためです。

秋から冬にかけて見られる植物に、フユノハナワラビ(ハナヤスリ科)があります。フユノハナワラビはシダ植物の仲間です。花のように見えるのは胞子葉と呼ばれる部分で、球形の胞子のうをたくさんつけています。他の植物が盛りを過ぎた頃、草むらの中で栄養葉を広げ、胞子葉を伸ばし始めます。

 

<観察場所> ウメバチソウ:B湿地  フユノハナワラビ:観察路周辺

イヌタデ

イヌタデ

ミゾソバ

ミゾソバ

オオカマキリ

オオカマキリ

D湿地下の水路脇では、イヌタデ(タデ科)やミゾソバ(タデ科)の群落が湿地を彩っていました。どちらも道端や水辺でよく見られる1年草です。花期はミゾソバの方が少し遅く、イヌタデが赤紫色の花被に包まれた実をつける頃、花弁の先が淡紅色になるミゾソバの花のつぼみがほころび始めていました。

小春日和の中、オオカマキリ(カマキリ科)が産卵場所を探しているのか木の葉の上を歩いていました。冬も間近です。

<観察場所> イヌタデ・ミゾソバ:D湿地  オオカマキリ:観察路周辺



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