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壱町田湿地の様子 2020年6月20日

更新日:2020年6月20日
タンク清掃

タンク清掃

カキラン

カキラン

カモノハシ

カモノハシ

「壱町田湿地を守る会」の6月の作業では、湧水貯水タンクの清掃も行いました。壱町田湿地は湧水湿地ですが、周囲の土地開発に伴って湧水の状況が変わり、現在ではA湿地、B湿地を潤していた湧水はほとんど湧きません。そのため壱町田湿地の中央部を流れる沢の湧水を貯水タンクにため、それをポンプで汲み上げてA湿地とB湿地に散水し、湿地の状態を保っています。こういった意味では、湧水貯水タンク・ポンプは壱町田湿地の心臓です。タンクの清掃時に沢を流れる湧水量を測ったところ、毎分約40リットルでした。この水が壱町田湿地を支えています。

B湿地では6月に入り柿色のカキラン(ラン科)が咲きました。また、湿地の所々でカモノハシ(イネ科)が、カモの口ばしに見立てた赤紫色の穂を伸ばしています。カモノハシは高さ60センチメートルくらいになる多年草で、愛知県のレッドリストでは絶滅の危惧が増大している絶滅危惧2類(VU)に指定されています。

<観察場所>カキラン:B湿地、カモノハシ:A・B湿地



 











アカメガシワ

アカメガシワ

ルリタテハ幼虫

ルリタテハ幼虫

トンボエダシャク

トンボエダシャク

湿地周辺の雑木林ではアカメガシワ(トウダイグサ科)が花をつけていました。壱町田湿地の雑木林はマツやヒサカキを中心とした林ですが、林縁などにはハゼノキやアカメガシワが多く見られます。これらの木は成長も早く、春先には小さな赤い新芽を出していたのが、この時期になると枝分かれした先で大きな葉がどんどん生い茂るようになります。

雑木林はちょっとしたワンダーランドで、見慣れない姿の虫を見るとドキッとします。サルトリイバラの葉をルリタテハ(タテハチョウ科)の幼虫が食べていました。背中から長い角のようなものを伸ばしているのはイボタガ(イボタガ科)の幼虫でしょうか。

湿地ではトンボエダシャク(シャクガ科)がシロバナナガバノイシモチソウ(モウセンゴケ科)に捕まっていました。食虫植物のシロバナナガバノイシモチソウは捕まえた虫から養分を取って成長し、花をつけます。6月中旬からシロバナナガバノイシモチソウの花が咲き始めました。夏の公開日にはご覧いただけます。

今年の公開予定は7月19日(日)、8月1日(土)・2日(日)、9月12日(土)・13日(日)です。新型コロナウィルス感染防止のため、ご来場の際はマスクの着用をお願いします。

<観察場所>アカメガシワ・幼虫:雑木林 トンボエダシャク:A湿地




 

※ ご感想・ご意見は、武豊町歴史民俗資料館へお寄せください。
   (メールアドレス:shiryokan@town.taketoyo.lg.jp

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